今の会社に不満があり、転職したい!でも、転職した先がさらにブラック企業だったらどうしよう!
転職したいけど、今の会社をやめるのも不安です。
転職したい、今の環境から変えたい、ステップアップしたいと感じるビジネスマンの方は非常に多いと思います。ですが、仮に転職活動に失敗してしまったケースも想像すると転職活動することを躊躇されてしまう方も多いのではないかと思います。
私も転職活動をする前は上記の様な悩みを持ちながらも、SE→社内SEへの転職活動へ踏み切りました。転職活動をした結果、今では満足した生活を送ることができています。その時に私が悩んだこと考えたこと、転職してみての現在の考えをお伝えしたいと思います。
転職活動はものすごい大変です。でも、悩んで苦しんで行動して今の自分があるのも事実です。転職活動をしながら現行業務を続けていた日々は今振り返ると思い出したくもないくらい忙しい日々でした。しかし、今となっては良い思い出です。
転職活動に踏み切るには、どうなりたいか自分なりの基準を明確にして臨むことが最も近道だと私は思います。どんなことを描いても良いのです。私は楽しく仕事ができる環境が目指す姿でした。自分にとってそのような環境に必要はことは何か、転職先に何を求めれば良いかを考えて今社内SEという職種になっています。
そして、仮に後悔したとしてもやってみた時の後悔の方がやらない後悔よりも後悔の念が強くなると私は思います。仮にダメでもきちっとした理由があれば、受け入れてくれる企業があります。
自分がシステムエンジニア時代に感じていたことや不安など当時の内容を振り返りながら、以下のことをお伝えしたいと思います。
- 転職するか否かの判断ポイントや悩み、私がどのようなきっかけで転職するに至ったか
- 転職する上で整理して臨むべきこと
- 私が実際に転職して思うこと
自己紹介
- 新卒でブラック中小企業SIerに入社
パワハラが横行する現場に配属され、残業も100時間オーバーすることも多々 - 転職活動を通じ、SIer→外資系ITコンサル→大手企業社内SEとキャリアアップ
- 現在はホワイト大企業社内SEにてワークライフバランスも手に入れ、結婚や第1子誕生など人並みの幸せを感じながら生活
転職のきっかけ
ビジネスマンが転職しようと思うきっかけ、今の職場対する不満は以下のものが多くなっています。
- 人間関係や社風
- 待遇(給与)、人事評価の内容や評価制度そのもの
- 労働時間(残業や休日出勤含めた拘束時間)
- 会社の将来性
中にはポジティブな動機(スキルアップなど)もあるかと思いますが、多くの方の転職のきっかけは今所属している会社に対する不満からくるものだと思います。
私の場合はこの中でいうと人間関係と労働時間でした。新卒で入社した会社では前任者からの引き継ぎもほとんどなく現場に出され、上司や同僚に質問すると怒られたりしました。また、その様な状況では自分で調べなければならないため、1つ1つの対応に時間をかけていると上司から残業しすぎと注意されることもありました。他にもERPのバージョンアッププロジェクトでは毎月100時間以上の残業など、労働環境はよろしくないものでした。一方で、当時のお客様にはとても良くしていただきました。お客様は有名企業であったこともあり、大変優秀な方々と仕事をさせてもらいました。今での色々と当時の経験や仕事に対する考え方など多くのことが活きていると思います。
その当時は情報システム部門に入りたい、社内SEになりたいと思いました。仕事をして楽しめる環境(人間関係や労働時間)や良い待遇など満足きる様な環境で仕事をしたいと。
私が転職活動をし、現実をより良くしたいと思ったのはその様なことがきっかけでした。
転職に求めることを整理しよう
私は最終的には社内SEになりたいとは思いつつも、転職活動を始めるには不安もつきものです。
転職活動をしていた当時は不安もありつつも勢いで転職エージェントに応募して、転職活動を始めましたが、今思えば転職活動に求めることやその優先順位をきっちりと整理した上で転職エージェントとのコンタクトを始めればよかったと感じています。
転職活動を通じて叶えたいことは先に述べた不満の裏返しになると思います。
- 人間関係の改善
- 待遇の改善、正当な人事評価
- ワークライフバランスの改善
- 仕事内容
- 転居、転勤がない
私の場合は、ワークライフバランスと人間関係が優先事項でした。私が楽しく働く環境を考えた場合に優先すべきものはそれらでした。年収もほどほどであれば良いと思っていましたし、職種もこだわりはありませんでした。望むもの全てが改善すれば越したことはありませんがおそらく全てを叶えるこは難しいので、どれを捨てるのかを考える上でも優先順位に沿って転職活動をすることが重要になります。特に内定が出た時に優先順位をはっきりさせていないと内定承諾すべきは判断に迷ってしまうことになります。
今の職場にある不満は今の職場には解消することができないのか、転職によってその不満は解消できるのかを考え、その不満を解消するために動く価値があるか、ある場合には転職活動しましょう。
転職活動で学んだこと
結果として、私は社内SEになることができました。あの時転職しようと行動に起こしていなければ、一生後悔していたかもしれません。求めていたワークライフバランスももちろんですし、人間関係にも恵まれた環境です。おまけに運良く大企業に就職できましたので、福利厚生も整っており満足しています。
今までの私自身の経験でも同じことが言えますが行動を起こさず後悔することの方が、いつまでも悔いに残っていることが圧倒的に多いです。
例えば学生時代好きな子に告白できなかったこととかその典型だと思います。私は当時自分に自信がなかったので、相手もなんとなく好きなんだろうなとわかっていても最後の最後までは行けなかったことがあります。(ベタな例かもしれませんが)
自分が描く理想と現実にギャップがありそれが転職活動によって改善可能であるなら、行動を起こしてみることを私はお勧めします。やらない後悔よりもやった後悔の方が絶対にプラスになるからです。
お読みいただきましてありがとうございました。
コメント